大名児童館（NPO法人　うてぃーらみや）

1月２６～２８日の3日間、城北中学校1年生の男の子3名が大名児童館の職場体験にきました！

普段から児童館に遊びに来ている男の子たち。３日間は、児童館のお仕事を一緒にやってもらいました。

まずは窓をあけて、気持ちの良い風と昨日までたくさん遊びきった空気の入れ替え。朝の掃除。そして、ムーチーづくりに向けての葉っぱ取り。ムーチーづくりのために、彼らはムーチーの葉を150枚以上も取り、冬の冷たい冷たい水で洗い、葉を丁寧に吹いて、準備してくれました！



午前中、つどいの広場「うれみしゃ」のわらべうたあそびの時間。
普段は親子対象なので、中学生のお兄ちゃんのいる雰囲気はまた新鮮！

手押し車。お兄ちゃんたちも一緒に。

おうまさん。お兄ちゃんの背中に乗って喜んでいました。

そしてお舟。ぎっちらこ、ぎっちらこ。

中学生もぎっちらこ、ぎっちらこ。

そして、3日間で練習したおてだま２個ゆりを続けて披露してくれました。
最初は、「なんでお手玉でこんなに汗かくば。お手玉すごいな。これ出来ないと児童館の先生になれんな。は～、出来ないし。」など、
言いつつも、やっていくうちに、「やばい、オレ、お手玉ハマった。」と。
メガネが曇る程、彼は汗水流して練習していました。

幼児向けのわらべうたあそびの時間には、目隠し鬼や大縄飛び。

小さい子も大縄を飛べるように配慮しながら、なわを回す彼らも、子どもたちに合わせながらやってくれました。



そして、児童館の事務仕事をお手伝い。

お手伝いしている間、中学校の先生が「頑張っているか～？」と見回りに。
その日は、夕方より三線クラブもあり、見回りに来ていた先生も三線が出来るということで、中学生と一緒に混ざって三線を披露してくれました。
学校と、児童館の顔とまた違った一面を見せるんだね、と中学生も先生も、児童館スタッフも笑いながら、お仕事を進めてもらいました。

夕方には、学校から返ってきた子どもたちと一緒にバトミントンや、コマあそび、けん玉であそんだり。


遊びながらも彼らの聞こえて来た会話。

中学生A「な～、Aくんさ、なんでこうやって遊ぶば。全然こっちの方が面白いだろ。」
中学生B「お前、学校で習ったやっし。わからんば。ものの見方っていろいろあるって言ってたやっし。わかるか？」
中学生C「だからよ、いろんな視点で見るのが大事ってよ、気付かんば。」と。




普段はやんちゃな中学生ですが、
職場体験を通して、彼らはあそびながら、仕事をしながら、いろいろ感じていたのかと笑いが出つつも関心。


3日間という短い期間でしたが、将来の選択肢として児童館という場が心に少しでも残ってくれたら・・・・
あんなことも学んだな・・・・こんなことして遊んでいたな・・・なんて思い出しながら・・・・
これからも未来へ羽ばたくやんちゃな彼らを大名児童館は応援しています！

一緒にあそんでくれた子どもたち、お母さん方、ご協力ありがとうございました。