大名児童館（NPO法人　うてぃーらみや）

夏休み講座「木のスプーンを作ろう！」が8月13日（水）に行われました。
児童館が大へんしんのイベントの際に利用した桜の木を使いました。
桜の木を切る準備は、普段児童館に遊びに来ている高校生のお兄さんに事前に手伝ってもらいましたよ！！

スタッフに道具の使い方を教えてもらいながら、桜の木を切る高校生。

今回は道具を使ったのですが、桜の木は乾燥させていたのでかなり硬く、下準備に2時間以上はかかりました。


講座の前に、まずは桜の木の香り、形、硬さはどんな感じなのか、触れて確かめました。
小学校３年生以上対象で、彫刻刀を初めて触る子もいたので、彫刻刀の使い方、小刀の使い方を説明し・・・

早速、彫刻刀を使ってスプーンの形作りに挑戦。



「桜の木、硬すぎる、掘りにくい。」などと言いながらも、みんな夢中で掘り掘り。普段おしゃべりな子どもたちも、彫刻刀や小刀を使って、かなり集中して取り組み、会話もなくなり、シーンとした状態に。

どういった形のスプーンにしたいか決めたら、スプーンに印をつけ、その部分まで掘っていき、だんだんとスプーンらしくなってきました。


今回の2時間の中では完成まではいきませんでしたが、続きは家でやる、と言って持ち帰った子、また、次回児童館に来た際に続きをやるといった子がいて、スプーン作りの楽しさにハマったようです。

そして、本日、児童館で続きをやると決めた子が来館。
今日はまた違った道具を使って、削りと磨くことをしました。


スプーン完成！！

このスプーンを使ってフカヒレを食べる！と言っていました。
実際に使うスプーンを自分の手で時間をかけて作ることで、「スプーンを作るにも何時間もかかるんだね。」と子どもたちの声がありました。
お気に入りの手作りマイスプーンが出来て、愛着をもち、すごく喜んでいました♪