ほたる観察会
6月4日、日曜日。
朝から小雨でしたが、夕方から晴れ、
ほたる観察会へ行ってきました。
参加者は現地集合。
ほたる観察会は、末吉公園の森の中。
観察の前に、
森の家みんみんの計良先生が講師として
ホタルのことをいろいろ教えてくれました。
ホタルって、何で光るの?
ひとつは、結婚するため!
オスが光を放って、メスを呼んでいる。
じゃあ、その他は?
ホタルは、自分は美味しくないよ〜とアピールするため!
実際、ホタルは美味しくないらしい…
そして、敵から身を守るため!
などなど
ホタル以外に、末吉公園で見られる生き物たちも教えてくれました。
6月の雨の時期によく出没する、カタツムリのおはなし。
参加者の中から、末吉公園に来る前に、ミドリのカタツムリを見た!と。
緑のカタツムリは、陸生の貝で「アオミオカタニシ」というそうな。
他にも、一般的なカタツムリから、アフリカマイマイの話や、殻の色は透明で、実は中身が模様となっていて、殻から見えているのは、カタツムリの身体だったんだー!などなど、いろいろ教えてくださいました。
カエルやカニ、ウナギも見られるということで、子どもも大人も、観察会を前に興味深々。
早速、森の中へ。
歩いていく中で、コウモリが飛んでいたり、樹々に誰かが仕掛けた罠が残されていたり。基本、生き物を捕まえてはいけない末吉公園。仕掛けは大人の仕業だったりするようで…
この森を守る為に、ゴミを捨てないこと、生き物を守る為に出来ること、自然の生き物たちを知ることを教えてくれました。
そして、ホタルのいる橋へ差し掛かる。
下を向いて、みんなでホタルが飛んでいるのを見つけては喜び。
クロイワボタル(光っては消え、を繰り返している)や、スジホタル(長らく光を放っている)の違いを見て確かめていたり。
夜の森の中は真っ暗でしたが、この日はお月さまの灯がとても良い感じで、木の葉の隙間から柔らかい光を覗かせながら、歩いていく道を少しばかり手助けしてくれました。
カエルや、ホタルの幼虫も見れました。
暗く、カニとウナギは見られませんでしたが、沢山のホタルに出逢えました。
最後は振り返り。
ホタル以外にも、もっと末吉公園の生き物たちを見つけてみたい、知りたい、という声が沢山ありました。
末吉公園を案内していただいた計良先生、参加者の皆さん、ありがとうございました〜〜!
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